.NET技術その1

VBは.NETになってマルチスレッドに対応しやすくなっているそうな(.NET以前のVBを知っているわけではない)。
連続した処理をすると他の処理を受け付けなくなるため、以前はDoEvent()という(標準関数なのか知らないが)メソッドを挿入して解消していたっぽい。
マルチスレッドを実装すればひとつのスレッドで処理していても別のスレッドでイベントを受付けられる。ただ相当面倒なので、イベント処理だけにマルチスレッドというのは現実的ではなく、.NETでもDoEvent()が用意されている。

また、今日実際に実装してみたものでは、画像を操作するライブラリとしてSystem.Drawingがある。
今更だけど確認すると、.NETはライブラリがクラスで構成されていて、必要な機能を持つクラスのインスタンスを呼び出して、便利なメソッドやそれに付随するフィールドを利用できる。今日使ったのは画像の編集を自動化しようとしたためでDrawingが持つクラスImageとDrawing.Imagingが持つフィールドImageFormatを使って画像を編集した。
Imageが持つfromFile()メソッドに画像のパスを与えると別のフィールドを使って画像の情報を取り出したり編集したりできる。そしてこれはVC#やVC++の.NET技術に応用できる(というかまったく同じ)。
.NETのメインはC#だということなのでいずれはVB.NETで作成したプログラムもC#でコーディングしなおしたい。