どうなのさWin7

親知らず抜いたところに食べかすが溜まって痛い、死ぬ

というわけでWin7だけど、ちょっと節操無しな感がある。

Vista以降はデフォルトでマルチスレッド対応、XPはサービスパックをあてると対応する。ハイスペックマシン向けOSちうわけだ。でもXP→VISTAときて、マシンの推奨スペックをグーンと引き上げて、VISTAが売れなかったからちょっと下げますよ/ ´_ゝ`)的な対応をしてきた。売り文句は「メモリ1GBでも動く」。

それで実際市場に出ると、Win7をインストールした省エネシングルコアCPU搭載のUMPCなんかをバンバン売ってる…。メモリは上限1GB。載っているWin7のグレードはスターター(最下位バージョン)。CPUも最低限スペックのものしか載っていないんだけど……。

それでもVISTAよりかは売れるんだろうなぁ。などと思いながら。

そもVISTAで推奨スペックを引き上げたのは、メモリなんかのPC主要部品が価格破壊を受けても社員の食費は変わらないので、安いもの売ってても仕方ないからリソースをドッと盛ったものと、それにあわせたシステムでお客さんに満足してもらおうという事だったんではないのかなー。されどリソース盛ってもお客さんの改善される欲求は究めて限定的だったと。じゃあ今度はCPUだ、と続々マルチコアCPUを出してPC周りに商品を充実させていった。OSも64bitが定着すれば技術的優位をさらに確保できる。とここまで想像。

まあ、PenDCなんかの廉価版CPUがハイスペックにもかかわらずめちゃくちゃ安くなってうれしいからどうでもいいけど。


Win7発売前(2009年7月だったか)に行ったMicroSoftWin7概要講習みたいなのに行ったけど、タッチパネルとか仮想化とか、やたら新技術をアピールしていたけど、デモの社員さんも使いずらそうだったし…。とにかく軽い、早い、それ以外はかっこいい名前を披露していただいて帰ってきた記憶が……。